細田さんのバッグ2点と小物2点の皮細工は搬入の日から女性陣の注目を集めました。手ごろな大きさとデザイン色合いがすばらしく、いつまででも待つから作って欲しいとの依頼が多く細田さんも困っていました。初めての参加ですが、細田さんにこんな特技があったのかと驚かされましたが、こちらに来たときには道具を持ち込んで夜には製作に励んでいると聞かされまた感心してしまいました。
鳥居さんの白糸刺繍は見学者がみんな「これはすごい手間なのよ」と感心するできばえ。3種の技法を使い分けた作品で、昨年「糸を抜いていくのです」と説明を受けたのですが素人の私にはさっぱりわかりませんでした。しかしみる人みればその大変さがわかるようです。
益富さんのお嬢さんの作品はアルファベットを丁寧にきれいな色彩で刺繍したものです。第1回ではカルトナージュのカバンを出展してもらい評判になりましたが、起用なひとは何をやっても器用に作ってしまうものなのですね。
きのうからの文章で敬称がすべて「さん」になっていることお許しください。
今年も絵画部門には沢山の傑作が集まりました。まず金田一珠江さんの「マドリッドの夜」フラメンコを踊る女性と二人の伴奏者描いた作品。踊り子のポーズと「どうだ」といわんばかりの表情がすばらしく、目の前で踊っているような錯覚にとらわれます。伴奏者の表現からも音楽が聞こえてくるようです。それにしても金田一さんの描かれる顔は図書館に飾られているご主人のびわを弾く表情と同じく、ほのぼのとした温かさが伝わってくるのが不思議です。
國田さんの水彩画この「1年でまたまた腕をあげた」と皆さんが感心しています。野辺山の雪景色や蕪の桜並木の淡い色合いは「この絵佐々木さんの絵に似ている」と先生の名前を出すひとがおられたことでもその上達ぶりがうかがえます。

